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タグ:King Crimson
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大阪初日は、気持ちの悪いドラムパターンのRed有りで大盛り上がりでした。残念なのは、一部客の拍手が曲の終わりに被り気味で、余韻が掻き消されていたことでしょうか。
トリプル・ドラムはネット上でプレビューしていたのですが,その時の「ちょっと無機質的」という印象とは異なる躍動感を感じました。もともとクリムゾンはジャズ的な要素が強かったわけですが,そこにBill Brufordというドラマーが参加して明確なビート感が導入されて,ドラマーにはメトロノーム配給の役割と奇数拍子や奇数連符系のパーカッシブなアクセントを加える役割の両面性が要求されてきた感があります。どちらかというと,BillとJamieのコンビ,BillとPatのコンビの頃は役割分担をしていた感じ(ひとりでやる場合は当然そうならざるをえない)なのが,今回のトリプル体制ではその役割は固定せず,1曲の中でも小節単位で動き回る様子が目の当たりにできました。みんなが違うことやっているのに「呼吸が合っている」様子は圧巻でした。Robert Frippがギター・クラフトでやっていた思想にも通じると感じました。
東京公演のレポートにもあるように,懐メロ大会のように見えて当時とは違うコンセプトで演奏している(楽器やPAシステムも変わっているから当然と言えば当然なのかも知れませんが)のが感動的でした。丁度1年ほど前に来日したYesが完全に「こわれもの」「危機」の当時の音の再現をしていたのとある意味で非常に対照的でした。(この辺が同じプログレ・ファンの間での好みの分かれるところでしょうかね?ちなみに私はどっちも好きではありますが〔笑〕)